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動機 by 横山 秀夫

四つの話からなる短編集
それぞれの作品の主人公は
表題作「動機」は警察官、
 「逆転の夏」は元服役囚、
  「ネタ元」は新聞記者
 「密室の人」は裁判官

 職業上、立場上、など
守秘を常とし、閉塞感にあえぐ人間ドラマが
繰り広げられていきます。
 重苦しく緊迫する物語の中
ほっと胸を撫で下ろせる一瞬が
わずか一、二行にこめられているのが
素晴らしく、読後感の良さにうなります。

特に幾層にも重ねられた憎しみに
翻弄され、自身からも巻き込まれて行く
「逆転の夏」での人としてのありかた
には涙がこぼれるほどでした。

今あらためて思い返すと
 全作品すべて「動機」がなんであるかを
探るミステリーでもあることに気がつきました。

1月21日読了


動機 (文春文庫)動機 (文春文庫)
(2002/11)
横山 秀夫

商品詳細を見る


内容(「BOOK」データベースより)
署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か。男たちの矜持がぶつかりあう表題作(第53回日本推理作家協会賞受賞作)ほか、女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦悩する「逆転の夏」。公判中の居眠りで失脚する裁判官を描いた「密室の人」など珠玉の四篇を収録。
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テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

弧宿の人 上・下巻 by 宮部 みゆき

話の続きが気になって気になって
 読み始めるとなかなか本を離せなくなってしまう作品でした。

とはいいつつ 物語当初の

讃岐国、丸海藩の海の描写 丸海藩の立場の複雑さ 
 産業を踏まえての分化された町並みの構図などの描写は
作者が架空の藩を創作することに心血をそそいでいるのが
十分に伝わって想像もしやすいのですが 
描写が詳しければ詳しいほど
時代背景をふまえたその舞台の地の香り、
息吹が感じられないのがちょっとつらかったです。

幕府の要人であった大罪人、
加賀様を”預かる”立場となった丸海藩 
その”人”の処遇によっては  幕府に 
藩のお取り潰し要因を与えかねないという
緊張感に加え、伝え聞く”加賀様”が起こした”悪”に
対する不安が増大していくなか
丸海の地に次から次へと 災厄がふりかかり
 怪異を語っている物語ではないと
分かっていても 人の心が呼ぶ”闇”の深さには
ただただ圧倒されました。

哀しいばかりの生い立ちをもつ主人公”ほう”と加賀様との交流は
物語の予定調和ではあるのですが 
劇的な出来事がおこるわけでもなく淡々と
 心のつながりができあがっていく姿には
もう目頭がじ~んと熱くなっていました。

ただ人があまりに死んでしまって、
それが物語の中で本当に必要だったのかは
疑問


孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)
(2009/11/28)
宮部 みゆき

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讃岐国、丸海藩――。この地に幕府の罪人・加賀殿が流されてきた。以来、加賀殿の所業をなぞるかのように毒死や怪異が頻発。そして、加賀殿幽閉屋敷に下女として住み込むことになった少女ほう。無垢な少女と、悪霊と恐れられた男の魂の触れ合いを描く渾身の長編大作。


孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)
(2009/11/28)
宮部 みゆき

商品詳細を見る


加賀様は悪霊だ。丸海に災厄を運んでくる。妻子と側近を惨殺した咎で涸滝の屋敷に幽閉された加賀殿の崇りを領民は恐れていた。井上家を出たほうは、引手見習いの宇佐と姉妹のように暮らしていた。やがて、涸滝に下女として入ったほうは、頑なに心を閉ざす加賀殿といつしか気持ちを通わせていく。水面下では、藩の存亡を賭した秘策が粛々と進んでいた。著者の時代小説最高峰、感涙の傑作。

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

ビブリア古書堂の事件手帖(2) by 三上 延 「今日どんな本をよみましたか?(197235)」

捻挫を理由に おおざっぱな大掃除?に切り替えて
 いち早く落ち着いた昨日
(築12年目にしてバリアフリーの手すりのありがたみ認識!)

 すべりこみで一冊読みました!

目標の60冊にはとおくおよばず これでやっと41冊
(3~5月は さすがにほとんど本が手にできなかった、、)

41冊中レビュー書けたのは はたして何冊だったのか
 タイトルにBook Cafeとつけているのに、、
 来年は ちゃんと 書こうっと!

と 年末のご挨拶は のちほどに
 (義母を囲んでの年越しdinner の後で)

かけこみレビューを


 シリーズ化決定の勢いで売れまくっているらしい
ビブリア古書堂の事件手帖(2)

興味深くは読めた  一巻の最後

なんとも後味の悪い
無意識 あるいは無邪気ともいえる 
 かすかな毒をふくんだ 栞子さんの姿に
 2巻目を手に取ることが ためらわれたのですが

二巻では 主人公の大輔 が そういった一筋縄で
いかない 彼女の無意識の黒さも ふまえて 
より一層 彼女のことを異性と意識しているのが
登場人物達の 人間的な幅をふくらませて 
物語に面白みが増しました。


 題材となる本の話題も 
 私は読んでいない本ばかりでしたが、

 時計仕掛けのオレンジ 坂口安吾の妻のエッセイ
 司馬遼太郎の話 ”足塚不二雄”作の漫画など

 作家も、著作も どこかで聞き知っていたような
 話題が 読む勢いに弾みをつけていきました。 

 一巻では 入院中で安楽椅子探偵だった栞子さんが
 退院して 杖をつきながらも行動範囲が広がった分
 古書をめぐる謎も 前巻での閉鎖性満載だったのが
 もう少し 日常的な謎へと変化していったのが
 逆に 小説としてのふくらみを感じさせ
 次の巻の出版がとっても楽しみになりました。
 

ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ by 三上 延 「今日どんな本をよみましたか?(197235)」

 ”ビブリア古書堂~” 
 表紙の物静かな女性の姿とズバリ!
    タイトルに惹かれて読んだ作品

 古書店を舞台にはしているけれど
 安楽椅子探偵ものともとれる

 探偵役は とある事情で入院しているビブリア古書堂の
 若き店主、栞子さんで 超本好きだけれど ひどい人見知り

 そして助手役は これまた子ども時代のとある事情で
 本が嫌いではないのに”読むこと”ができない大輔
 彼は家にあった古書の謎を栞子に紐解いてもらった
 ことを縁にビブリア古書堂に店員として勤め始め
 店に持ち込まれる古書、相談話の橋渡し役として
 病院を往復♪

 古書そのものの逸話もさることながら
  古本一冊一冊が持ち主を変える間に
 様々な物語が生まれ 謎もかかえていく
 それを古書の知識は並大抵でなく、
 本に対する愛情、模索も尋常ではない
 栞子さんが解き明かしていく

各章のタイトルに使われている古書を
まるっきり知らなくても(私だ!)
十二分に楽しめて、またその紹介されている
作品を読みた~いと思ってしまいました。

 希少本や古書にまつわるうんちくも
 マニアックすぎることなく
 ほどよく物語にからめてあるところが
 魅力倍増でした。
 
 ただ最後のお話で栞子さんの印象が
 なんというか ただの楚々とした女性というんじゃなく、
 
 見方を少し変えると
 頭の回転がよすぎるゆえに
 無意識ながらも 
 かなり計算高い印象に変わったのが 
 ちょっと残念でした♪

大輔君 縁をもっておくのはともかく
 就活は続けておいた方が いいと思うよ




<内容>
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは”古書と秘密”の物語。

ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家 「今日どんな本をよみましたか?(197235)」

なんのTV番組だったか忘れましたが
 世界で様々な活動をする日本人の特集で
アフリカで地元の人々に低利子でお金を
貸し付けしている日本人の男性が出演してたのを
見て 「これってマイクロクレジットだ!」と
思い出し、ず~と読もう読もうと思っていて
手をださずにいた 
 マイクロクレジット創始者
 ムハマド・ユヌスの自伝を読みました。

 マイクロクレジットの存在を知ったのは
2006年 ノーベル平和賞が
 バングラデシュのムハマド・ユヌス氏に
 送られた時でした。

 マイクロクレジット アバウトに言ってしまうと
  無担保超低金利の小額貸し付けでいいのかな。
 グラミン銀行というのがこの経済機構の母体で

貧しい人々に小額を貸し付け
 ビジネスを始める手助けをして
  自立をうながしていく

それは貧者に対する"ほどこし"ではなく
 グラミン銀行も既存の銀行とは存在を異にしながら
    きちんと運営を行っていき
 あらゆる人が生活に最低限必要なものを
 自分で手に入れることのできる社会を
 作り上げること。


 本作は大飢饉に襲われ、毎日毎日餓死するものが
 あとをたたないバングラデシュで、自分が学生達に
 教えている学問の無意味さを痛感し
 明日の食べ物にも困っている人々の
 生活を真に救う道を模索して
 まるっきり新しい経済システムを作り上げて
 いった道のりが語られています。

 その道のりは貧困を産み出す社会構成に
 立ち向かうばかりではなく
 女性を家の中へ閉じ込め、生活を営むための
 すべをとりあげているイスラム教の思想との
 たたかいでもあったようです。

彼やスタッフがとった戦略とは異性の前に姿を現せない 
助けを必要とする女性に対して ドア越しに 
活動内容を伝えるため根気よく相手に接し 
相手の話に耳を傾けていく。

 マイクロクレジットを開設するにあたり
 貧困の線引きをいかに厳密にひくか
 問題点を細分化してどう対処をしていくか
 試行錯誤を重ねてすすめていく様が
 克明に記されていました。

 この状況を仔細に分析、細分化して
 物事に対処する手腕 どこぞの政府に参考にして
 ほしいです。

【送料無料】ムハマド・ユヌス自伝

【送料無料】ムハマド・ユヌス自伝
価格:2,100円(税込、送料別)



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
貧しい人々に無担保でわずかな金を融資し、それを元手として小さなビジネスを開始させ、経済的に自立させる-ユヌスが編み出したこの手法は「マイクロクレジット」と呼ばれ、今やアメリカやフランスをはじめ世界約60カ国で実践され、大きな成果をあげている。ユヌスは語る。「貧困は、私たちが生きている間に地上からなくすことができる」と。本書は、その活動に対して世界中から注目と賞賛を集めるノーベル平和賞の有力候補が、自らの半生と信念を語った初の自伝である。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1部 はじまり(1940年~1976年)-ジョブラ村から世界銀行へ/第2部 実験段階(1976年~1979年)/第3部 創造(1979年~1990年)/第4部 世界への広がり/第5部 哲学/第6部 新たなる展開(1990年~1997年)/第7部 新しい世界へ

アブサン物語 by 村松 友視 「今日どんな本をよみましたか?(197235)」

出かける直前に 仕事の空き時間に
読もうと手にしたのが こちら

アブサン物語

アブサン物語

価格:483円(税込、送料別)



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
我が人生の伴侶、愛猫アブサンに捧ぐ―。21歳という長寿をまっとうし、大往生をとげたアブサンとの“ペット”を超えた交わりを、ユーモアと哀感をこめて描く感動の書き下ろしエッセイ。

【目次】(「BOOK」データベースより)
アブサンは何処から/第三の家族“アブサン”誕生/アブサンの受難/愛情と遊び/ネコと芸/アブサンの疾走/去勢手術という問題/外ネコ無情/アブサンと炬燵/アブサン金を稼ぐの巻〔ほか〕


 時代屋の女房で直木賞を受賞した村松友視氏の
愛猫との生活の日々をつづったお話。

 ”縁”あって村松家にやってきた子猫の擦れた鳴き声から
「ヨーロッパあたりの波止場の酒場にいて、アブサンを
 飲み過ぎて喉がつぶれた女性」を連想した作者は
 かの子猫に(注:雄猫) アブサンと名付け飼うじゃなく
 生活を共にします。

  ちなみにこの アブサン 薬草系のリキュールですが
  当初は、成分が幻覚を起こしたり中毒症状をでやすいのと
  安価だったことがあって マンガやら推理小説ネタで
  上流階級の人間を装った犯人が ついうっかり
  アブサンに手をだして 正体見破られるっていう
  パターンに使われていて 下戸の私でも
  知っている銘柄 注:現在は成分を変え製造復活してるそう


飼い猫でも 子ども代わりでもない 
作者と妻の”伴侶”としてのアブサンとの
日々の生活を語った物語にすっかり夢中になり
一晩で読んでしまいました。

 


 

優駿 上・下巻 by 宮本 輝 「今日どんな本をよみましたか?(197235)」

今年になってやっと読み出した宮本輝作品!
今作でやっと三作目になります。

 まあ数ある宮本作品の中で 
競馬という世界はまるっきりわからない私が
なぜ 優駿 選んだかと言うと
 ミラの直江のモデルに
なったのが 今作に登場する秘書だって
いうのを思い出したから、、、


 と 知らない人はなんじゃそりゃの話題は
背景色と同色にして、、、、

 読み応えあるというか 読みやすく
あっという間に 上・下巻読みました。

 サラブレット、競走馬、競馬の世界

 何の知識もない私が思ったことは
 サラブレット一頭に 
 なんと大勢の人間がかかわっているのかという
 驚愕! 
 目にはみえない 人の思惑、欲望、希望、
 策謀、祈りが渦巻いているのか

 生を受ける瞬間から 人の手を受け
 馬産者 馬主 調教師 厩務員 騎手
 常に人とかかわりながら
 それでも サラブレットは 
  人の計り知れない
 孤高の存在  不思議な生き物ですね

 物語は
後にオラシオン(祈り)と名付けられる馬を
 産み出した牧場の息子、渡海博正

 そのオラシオンの馬主となる
 和具工業社長の和具平八郎

 和具の娘で父からオラシオンを
 譲り受ける和具久美子

 和具工業社長秘書の多田時夫

 オラシオンに乗る騎手の奈良吾郎

この5人が各章の語り部となり
 サラブレットとして希有な才能と馬体
 そして不思議な縁を呼び込むオラシオンとの
 つながりと自分の生を紡いでいきます。

 登場人物は清濁織り混ざった思いを膨らませ
 人に吐露のできない苦悩を抱えながら
 オラシオンに祈りを託し 自分の生と向かい合います。

 骸骨ビルの庭とは
 また少し違う 素朴で奥行きの深い物語でした。
 

 


優駿(上).jpg

内容(「BOOK」データベースより)
生れる仔馬が牡馬でありますように。風の申し子のように速く、嵐みたいに烈しく、名馬の天命をたずさえて生れますように…。若者の祈りに応えて、北海道の小さな牧場に、1頭のサラブレッドが誕生した。オラシオン(祈り)と名づけられた仔馬は、緑と光の原野のなかで育ち、順調に競走馬への道を歩みはじめるが、それと共に、登場人物ひとりひとりの宿命的な劇が、幕を開けた―。吉川英治文学賞受賞。

優駿(下).jpg

内容(「BOOK」データベースより)
母の肉は子の肉、子の骨は母の骨なり…。いのちの哀しさ尊さに突き当りながらも、虚無と喧噪のなかで人間の業から逃れられない男たち、女たち。だが、そういう彼らも、いつしかオラシオンの美しさ危うさに魅せられて一体化し、自らの愛と祈り、ついには運命そのものを賭けていった。やがて迎えるダービー決戦―。圧倒的な感動を呼ぶサラブレッド・ロマン。吉川英治文学賞受賞

骸骨ビルの庭 上巻 by 宮本 輝 「最近、読んだ本を教えて!(84316)」

実はこちらが 宮本作品 お初

すごく読みやすいことにびっくり
人気作家は つい遠巻きにしてしまっていて
 いままで遠巻きにしていたのを反省


今作を知ったきっかけは
新聞の書評欄で
あらすじを読み
主人公が管理人として
立ち退き勧告中のビルに着任し 一癖も二癖もありそうな
不法住居者たちとどのように渡り合って行くのかと
興味をもったのがそもそもの始まり。

昨年刊行の単行本ゆえ 図書館予約をいれたら
まつこと 一年近く、、 やっと上・下そろいで
読めました。



杉山ビルヂング 別名 骸骨ビルの
その 骸骨という響きに
なかなか後ろ暗いストーリーが展開されるのかと
思っていたら 
 新の意味での舞台は「骸骨ビルの庭」の”庭”

そこは一人の青年が 戦後 友人の一人とともに
期せずして 戦災孤児達を育て上げた場所

 その養い子の一人が後年 育ての親より
性的虐待を受けていたと告訴 
スキャンダルにまみれるなか 養い親は
非業の死をとげる

その背景にはビルの管理をめぐる
遺産相続がからんでいるようで

主人公 八木沢は そういったいきさつを
何一つ聞かされず、 
不法住居社たちに立ち退きの説得を
おこなう管理人としてやってきます。

そして入居者たち すなわち この骸骨ビルで
拾われ育てられた戦災孤児達の
育ての親達との 当時の暮らしを
聞き書き留めるという形で話が進みます。

 
そこには戦後の焼け跡のなか
ある者は戦争で親を失い、ある者は親に捨てられ
その”欠けた”ものを かかえながら
 骸骨ビルで養い親と出会い
食べるために「庭」で作物を育てる日々で

「人として」生きるすべの手助けを受け
 また知らず知らずに与えていた物語

 骨身を惜しんだらどうなるか!

 今の日本であれば (幸いに) 
 多少の支障があって住む程度のことが

作中では

 それは飢餓の一歩であり
  死をむかえることにつながる
 荒れ果てた時代
  
そんな中にあっての
 まさに”むきだし”の 慈しみ が
とても 心に残る言葉の数々で
目頭が何度も熱くなってきました。




骸骨ビルの庭(上)

骸骨ビルの庭(上)

価格:1,575円(税込、送料別)




住人たちを立ち退かせるため、八木沢省三郎は管理人として骸骨ビルに着任する。そこは、戦後、二人の青年が子供たちを育てた場所だった。食料にも事欠き、庭で野菜を作りながら、彼らは命を賭して子供たちと生きた。成人してもなおビルに住み続けるかつての子供たちと、老いた育ての親、それぞれの人生の軌跡と断ち切れぬ絆が八木沢の心を動かす。すべての日本人が忘れられない記憶。現代人が失った純粋な生き方が、今、鮮やかに甦る。

日暮らし 上・下巻  by 宮部 みゆき 「最近、読んだ本を教えて!(84315)」


まさに格別の味わい 『ぼんくら』に続く待望の下町時代小説!
本当のことなんて、どこにあるんだよ?
江戸町民のまっとうな日暮らしを翻弄する、大店の「お家の事情」。ぼんくら同心・井筒平四郎と、超美形少年・弓之助が、「封印された因縁」を、いよいよ解きほぐす。




これぞ「小説の力 人情の深みを描く、長編時代小説、結末へ!
「過去の嘘と隠し事」の目くらましに、迷って悩む平四郎。夜ごとの悪夢でおねしょをしても、必死に「謎」と向き合う弓之助。
ねえ、叔父上、ここはひとつ、まっさらに戻して考えてみてはいかがでしょう?


24・25冊目  5月16日読了

 宮部作品にはラストで「ぎゃあ」とおもわず叫んでしまう作品が多々あります。
 どんでん返しというのではなく 物語の構成のすごさに
舌をまいてしまいます。

 それが顕著だったのが『火車』 
読み進めていて 物理的に残りページは2~3枚しかないと
わかっているのに最後の一行で思わず「嘘でしょう」と声を
あげたのを鮮明に記憶しています。

 この『日暮らし』の前作『ぼんくら』でも同様に
叫びだす寸前でした。ただしそれは上巻の最後で。

 短編集だからいつでも止めれるとちまちま読み進めたのが
深夜に及び、面白くてやめれないのと 
どうせなら上巻最後まで読んでしまえと読むと

その上巻最後の章は突然長編になって下巻に続く~
 そしてこれまでの短編はすべて
           その長編への伏線になっていて、、、

 あの時は目を充血させながら半分やけくそになって
下巻も勢いで読んでしまったという記憶があるので

 続編にあたる『日暮らし』の方は上下巻一気によむ覚悟で
スタート、 やはり面白くて一日で読み終えました。

 前作で後味悪いながらも一件落着と落ち着いたはずの
最後の最後に "幽霊然”と登場し不気味なしぶとさを
にじませていた葵の姿が短編の方でいきいきと描かれ
『ぼんくら』での子を捨てた毒婦のイメージが払拭されます。

 その葵を描く事で湊屋のおかみの苦悩も
(彼女の心情的な描写はないのですが)
        伺い知ることができます。

正妻と訳ありの妾。
 それぞれに辛く、しかし自尊心と意地を張り通す
 業の恐ろしさと哀れさが悲しいです。

 ただ、葵の死に、涙もかいま見せる湊屋ですが 
私にはやっぱり何考えているのかわからない化け物的存在であるのに変わりはなかったです。 

主人公、平四郎の湊屋主人をめぐる三角関係に翻弄される家族の
受け取りかたが 男と女の違いで異なるとする考察が妙に面白いのですが、
湊屋のような人物を父や叔父にもったら絶対嫌だなと、、

 噂によると三作目が連載中とのことですが
  今度は湊屋自身のことを掘り下げているのでしょうか?

 全編に渡って語られるのは
湊屋の表沙汰にはされたくない話ですが、

それだけでは終わらないというか、
そんなことすっかり忘れてしまう位楽しいのが
人情味あふれる市井の人たちの生活の描写です。

時代は変わっても皆 考え、思う事は同じ、
人との触れ合いは今よりはるかに濃厚でつつ抜け、
隣の焼き魚の匂いがしてくるような錯覚さえしてきます。

 もうそろそろ養子になったのかなと思っていた弓乃助は
いまだ平四郎の”甥”ですが 友人の”おでこ”とともに大活躍! 

あまりの頭の切れの良さに子供らしさが 
抜け落ちてきてるんじゃと 余計な心配をしてましたが

 悪夢のせいか おねしょが直らず、
     バツとして親に書取りさせられたり、
 おやつには舌鼓を打ち、
 無事に帰ってきた佐吉に泣いて(嘘泣きじゃなく)抱きつく姿に
 可愛らしさがにじみ出ておて安心している自分がいます。 

超美形で天然たらしの弓乃助 
  多分まっすぐ育つでしょうが平四郎の心配もうなづけます。


流転の海 by 宮本 輝 読書中~ 「今日どんな本をよみましたか?(197235)」

今年になってから 
本は読んでいても どうにも感想が遅れがち を
通り越して ”書いていない”分が 溜まりすぎているので

読んでいる最中の本を ブログにてメモ代わりに
書くことを心がけます!

ということで BS11の”ベストセラーBOOK TV”で
紹介されていた 宮本輝作 流転の海を
昨日 スタート 


流転の海

流転の海

価格:315円(税込、送料込)



 内容(「BOOK」データベースより)
敗戦から2年目、裸一貫になった松坂熊吾は、大阪の闇市で松坂商会の再起をはかるが、折も折、妻の房江に、諦めていた子宝が授かった。「お前が20歳になるまでは絶対に死なん」熊吾は伸仁を溺愛し、その一方で、この理不尽で我侭で好色な男の周辺には、幾多の波瀾が持ち上った。父と子、母と子の関係を軸に、個性的な人間たちの有為転変を力強い筆致で描く、著者畢生の大作第一部。


 昨日は定期検診の日で 
診察待ちのお供に選んだのがこの一冊でした。
 診察待ち時間がえらく長かったので
もう 半分近く読みすすめましたが

 剛胆にしてどこかしら小心者
切れたら手のつけられない乱暴者にして
情にはもろいどころか 
簡単に部下にだまされるお人好し 

とらえどころがないほどの
 スケール大きく魅力的な主人公
松坂熊吾が 戦後日本で 
 新しい人生をどのように始めるのか
読み進めるのが楽しみです!
 

告白 by 湊 かなえ 「今日どんな本をよみましたか?(197235)」

 図書館予約で一年近く待っても連絡来なかった 
湊かなえ作 告白

 文庫版を買ったお友達から借りて読みました!

前述のように どうにもブルーな気分の時に
読むのが 一番と断言できる
読後感の悪さでした!!!!


 第一章は 最愛の一人娘を失った教師の
生徒達を前にしての告白
「愛美は事故で死んだのではありません。
     このクラスの生徒に殺されたのです。」
そのショッキングな内容と同時に事件の概要を語り
そして 犯人を名指し同然で指摘しながらも 
 刑事事件にはしないと語る女教師 
同時に二人に対する”復讐”という爆弾を落として
教壇を去る

 第二章以降は その事件と”告白”以降の顛末が

 事件とは無関係の女子生徒の視点
 事件の犯人Bの母親の視点
 共犯者となった少年Bの視点
 主犯である少年Aの視点
そして最終章
 再び女教師の視点から語られます。

各々の立場からの事件の背景、心情、その後を
知るという物語の構成は とても面白く
あっと言う間に読み終えました。

 登場人物達はだれもかれもが
  それぞれにエゴイスティックで
あると同時に 
 誰の心の中にもあるちょっとした感情が
かくも醜く肥大していくことの
 空恐ろしさと気分の悪さも味わいました。




 内容紹介
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。




文庫版

三四郎はそれから門を出た by 三浦 しをん 「今日どんな本をよみましたか?(197235)」

お邪魔している はるさんのところでレビューを読んでいて
ずっと 気になっていた 三浦しをんのエッセイ

私は 経済面、スペース面において
文庫派で 
いまだ文庫化されず かつ
 古本屋でもお目にかかれないので
あきらめて 図書館のごやっかいに

 人前で堂々と読める
→ 笑いで吹き出さずに済む 
 三浦しをん のエッセイがあったとは

 内容は 様々な雑誌に掲載されていた書評を
 あつめたもの
 
 三浦しをん といえば 無類の本好きというより
 本食べて 生きているんじゃないかと
 疑ってしまうほどの book worm(本の虫)
 (自信なかったら調べると さらに
   bibliophage, book junkie 他多々)

 そして”妄想”の 度合いの大きさも
 彼女のエッセイを愛する人間なら
 周知の事実ですがっ

 このエッセイでは その”妄想”の度合いが
  低め

 特に第二章の「三四郎はそれから門をでた」では

 自身が作家として 表現するとはどういうことか
 人としてよりよく生きるため
 社会の中で人との繋がりを手放さないことの
 大切さ

 そうあるためにどうしたら良いかを
 紹介する本の中に 
 真摯に追い求めている姿には
 非常な説得力があります。

そして この第二章は
 朝日新聞の「中高生のためのブックサーフィン」欄
 からいうことで  さらに納得 
 


 紹介するの本のエッセンスを饒舌にではなく
 小出し、簡潔にまとめられていて
 「読みたい!」という欲求を刺激することうけあい

装丁も おしゃれで う~ん 単行本で
欲しくなってしまいました!

 自分の心の中に
 自分以外の世界へと連れて行ってくれる
 素晴らしい本と 出会えますように!







【内容情報】(「BOOK」データベースより)
それでも本から離れられない。人気作家にして筋金入りの活字中毒者、三浦しをんの秘密の日常。初の、ブックガイド&カルチャーエッセイ集。朝日新聞の人気連載、『anan』のカルチャーコラムも収録。
【目次】(「BOOK」データベースより)
1章 犬のお散歩新刊情報/2章 三四郎はそれから門を出た/3章 本のできごころ/4章 役に立たない風見鶏/5章 本を読むだけが人生じゃない/6章 愛の唄/三四郎は門を出てどこへ行ったのか―あとがきにかえて/特別附録 「火宅拝見」

かまいたち by 宮部 みゆき 「今日どんな本をよみましたか?(197234)」

 日曜日は 久々 ゆったりと 読書を~
 面白くて半日で読んでしまいました。


 ~あらすじ~

 夜な夜な出没して江戸市中を騒がす正体不明の辻斬り”かまいたち”。人は切っても懐中は狙わないだけに人々の恐怖はいよいよ募っていた。そんなある晩、町医者のおようは辻斬りの現場を目撃してしまう、、、、、、。
サスペンス色の濃い表題作をはじめ、純朴な夫婦に芽生えた欲望を描く「師走の客」、超能力をテーマにした「迷い鳩」
「騒ぐ刀」を収録。宮部ワールドの原点を示す時代小説短編集


 タイトルだけは知っていて手を出すのが遅かった作品
あとがき読んで、なんと初稿がデビュー前後というのに
私的にびっくり

てっきり現代を舞台とした作品を多々出版してから
 時代小説を書き出したのだろうと
勝手に思い込んでいました。

表題作「かまいたち」は文字通り辻斬りのお話、
しかし焦点は その辻斬りの現場を目撃してしまった
主人公おようの、己が見たことの真実との対峙

「ちょっと違うよ」と教えてあげたくなるのに
おようの行動力のあまりの勢いに 
多少のこっけいさも感じながら 
はらはらとする一方

人として忘れてはいけないことを
貫き通そうとする まっすぐさに心をうたれます。

続く「師走の客」はあらすじには ”芽生えた欲望”と
ありますが ごくごく普通に人と親しくする日々に
ふってきた「うまい話」

ただその話には金銭だけではなく
人生や生活への活力をみなぎらせる
 まさしく夢見るような話が、
長い年月のなかで 育くまれていきます。

その”うまい話”、
 あってはほしくない 
予想通りのことが起こりますが
、、、、、、、、、

現実のシビアさと ともに ほのぼのとした
オチを用意してくれているのがさすがの宮部節

残り二編「迷い鳩」「騒ぐ刀」は
私は未読なんですが 「霊験お初捕物控シリーズ」の
プロローグにあたる作品だそうで
こうなると 「震える岩」を是非とも読みたくなりました。

普通の人には見えないものを”見る”力をもって
しまった お初に

ある人が その”能力”ゆえに 味わってしまうであろう
苦悩や恐怖を諭しながら  その力を忌まずに
役立てていくようはげまします。

 読み返すととても短い言葉なのですが
「龍は眠る」や「鳩笛草」など 超能力者の苦悩が
描かれた作品が思い出され 同時に
そんな立場に立ってしまった人々への
作者の 暖かい眼差しが にじみ出ていて
胸にぐっときました。

「騒ぐ刀」は ”刀”という話題の面でも
 私のお気に入りのマンガ KATANA の逸話にも
通じるので ものすごくツボでした。
 

ジュニア版でもでているようで 表紙が可愛らしい♪


エッセイ二冊 by 三浦 しをん 「今日どんな本をよみましたか?(197234)」

9月ももうすぐ というか 今日で終わりですが
我ながら 今月は家事の手抜きがひどく
 (「えっ毎月だろ?」)
料理も手抜きやら 果物一杯食べて 夕食作んないとか
三角コーナーの 生ゴミだけは ようたまらない日々が
続いたので 相方に 
 しおらしいふりをして 

「私ってさ 世界一のぐ~たら主婦だよね」
 と つぶやいた、、、

そうすると
「大丈夫だって! まだ買い物で食材買ってきてるじゃん」
 食材?」
「だから~ 究極のぐーたら主婦は 総菜買ってきて 
 レンジでチンするだけなの。 
   うちは材料買ってきてるから まだましだ。」

 なんと心の広い言葉だろう!
 その食材の半分は 相方自慢の中華の材料
    (→ すなわち相方が作る)なのに

しめしめ まだまだ ぐ~たらしても
離縁状をつきつけられることはなさそうだ、、、

 と 実話風に(あくまでも”風”ですから)

 「ほう 実話じゃないとでも」

 そんなんで 久々 三浦しをんの 爆裂エッセイ二册



~ひとはいつまで乙女を自称しても許されるものなのか。そんな疑問を胸に抱きつつも、「なげやり」にふさわしいのは、やっぱり乙女。熱愛する漫画の世界に耽溺し、ツボをはずさぬ映画を観ては、気の合う友と妄想世界を語り合う。気の合わない母との確執も弟とのバトルも、日常の愉楽。どんな悩みも爽快に忘れられる「人生相談」も収録して、威勢よく脱力できる、痛快ヘタレ日常エッセイ。~





~「ブス」通りすがりの男に言われて許せる?マッチョかつ知性派、理想の男は今いずこ!みんなご飯は「ヘツって」食べるでしょう?レジもトイレも基本は一列並びの早い者順!キスするときって、おめめパッチリなわけ??普通に生活していても、感じることは無限大。ぜんぶ言葉にしてみたら、こんな感じになりました。注目の新人作家、エッセイ第1弾。~

 二冊を読破! 
 「乙女なげやり」の方は 
札幌お出かけの車中と ランチしながら読書という
”しをん”エッセイでは絶対やってはならない愚行をおかし
エッセイの中身に肩をふるわせ吹き出し笑いがでるのを
文字通り ”ぐっ”と押さえ込むという 
       離れ業をするはめになりました。

いまさらながら 彼女のエッセイは面白いです。
 真っ正直と言うか 赤裸裸(ぷっ)な
 思考のお披露目とか
以前にも書いたかもしれませんが
 文芸作品だろうが漫画だろうが 同じスタンス、目線の上で
真剣に考察しているので とにかく楽しくなってきます。

そして ぐ~たらしている様子が リアルに描写され
 こんな(グータラ主婦の)私でも 生きていいんだわ~と
妙な勇気と 
 (ぐ~たらな)日々を生きるエネルギーをもらえます。

 まっ 彼女は そのぐ~たら描写で お金かせいでいるんですが、、、


「極め道」の方は どうもノリというか
文体のリズムに固さを感じたのですが 
[内容情報]で エッセイ第一弾の文字に納得しました。


夜光の階段 上・下巻 by 松本 清張 「今日どんな本をよみましたか?(197234)」

 現在放映中のドラマはちらっと観ただけで
火花散らす 女同士の闘いが
怖いって言うか 痛いっていうか、、、
 視聴するのはやめたんですが

気になったのが原作!
 1969~70年発表で

むか~し 確か風間杜夫主演で観たのと
他にも2時間スペシャルかなんかでドラマ化

そんな40年も昔の作品がどうしてこうも
ドラマ化されるのかと 興味が湧き
図書館予約いれると そく借り出しOKでした。






女は利用するのみ、そう心に決め、富と名声を求めて
犯罪を重ねる青年美容師佐山道夫。
男の野心と女の打算を描くサスペンス長編。



どろどろのラブサスペンスと思いきや
ひょんなことで昔の殺人事件(主人公道夫の最初の犯罪)に
関心を持った検事の視点からも語られていき
物語に客観性と 検事の仕事への興味も
膨らんできました。

そして 話が全然古くさくない!
逆に言うと淡白とも思えますが
2~3の表現を変えれば現代でも
十二分に通用する だから
こう何度もドラマ化されるんだと納得

とりたてて姿形が優れているわけではない
道夫の 最大の武器は 美容師としての腕!
女の髪を美しく飾ることにかけて天分をもつ彼が
求めた道は 伸し上がるために
言葉巧みに女たちから 金、コネをひきだして
利用し尽くし 利用価値がなくなったら
ころしてしまう。
それも回数を重ねるごとにより狡猾に
完全犯罪へと進む様子が
 該当する事件の担当ではない検事の目を
通して語られていきます。

対する女性達も 欲に、エゴに、嫉妬にと
生々しい存在感をはなっていますが

愛憎渦巻くドラマよりも

 一端 自殺や事故死と扱われた場合
疑問を覚えても担当でなければ
表立って調査も助言もできず
冤罪だとしても検察側が 有罪の方向に
向いていた場合 上告しても検察は
有罪の線で審議をすすめるなど
犯罪捜査や司法制度のあり方に
深く考えさせられました。


プロフィール

Lake Moraine

Author:Lake Moraine
Lake Moraine Book Cafe へようこそ!
タイトルのLake Moraine(モレーン湖)は20ドル札の絵柄にも使われているカナディアンロッキーにある美しい湖からとりました。
お気に入りの場所でゆったりとくつろいで好きな作品の話を楽しんでもらえたら嬉しいです。

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